肛門、直腸外来

主な対象疾患

肛門に関する疾患は多々ありますが代表的なものは、内痔核・外痔核・痔ろう・裂肛・肛門周囲膿瘍などがあります。
基本的に多くは良性疾患である場合が多く、即座に手術治療となることは少ないです。
ただし、痔ろうに関しては、基本的に保存治療では治らないこと、長い時間ろう孔のある状態が続くとがん化の危険性があることから、診断がついたら早めに手術をすることが賢明です。

内痔核について

肛門疾患の中で最も多い内痔核についてご紹介いたします。

 内痔核の分類 内痔核の診断 内痔核の治療方法
 1度 肛門外に脱出しないもの  保存的治療
 2度 肛門外に脱出するが、すぐに何もしないで戻るもの
 3度 脱出した内痔核が押し込まないと自然には戻らないもの  手術治療
 4度 常に脱出している状態のもの

治療に関しては、1度・2度は保存的治療で、3度・4度は手術治療の適応となります。

しかしながら、自分が内痔核なのか外痔核なのか、またはどの状態なのかを判断するのは容易ではありません。診断に精通した医師が診ないと適切な診断とならないことが多いと言えます。肛門に何らかの問題があると感じている方は、まずは肛門直腸外来を受診することをお勧めします。

担当医

高見 洋司

診察日時

第1、3木曜日
13:30~15:00

受診方法

予約制となります。
予約受付時間 14:00 ~ 17:00(土日祝日を除く)
電話 0479-76-2211

気になる方は、まずはご相談ください。