物忘れドック
現在、65歳以上の高齢者のうち約10人に1人が認知症であると考えられています。認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の高齢者も約400万人いると推計されています。 認知症の多くをしめるアルツハイマー型認知症を早期に診断すれば薬で進行を遅らせることができ、健康な時間を長くすることができます。
もの忘れドックでは、MRIで脳の萎縮度をみる検査VSRADや、空間認知能力を調べる時計立方体描出検査によって認知症の早期発見を目指します。
検査によって認知症が疑われた場合は専門の医療機関に紹介させていただきます。
最近もの忘れが気になる方で50歳以上の方にお勧めします
実施曜日
土・日・祝日を除く、平日午前中のみ実施しております。
時間等、詳細につきましてはお問い合わせください。
検査項目
検査項目 | 検査内容、説明 |
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MRI検査 | 磁石を使い脳の器質病変を調べます。 脳の同じ断面を5種類の条件で撮影し脳梗塞 脳出血、脳腫瘍などを見つけます。 |
MRA検査 | 脳動脈の撮影を行います。 くも膜下出血の原因となる血管のこぶ(脳動脈瘤) や血管の細いところ(狭窄)を見つけます。 |
VSRAD | 脳萎縮度解析、MRI画像をコンピュータで解析し 海馬、海馬傍回の萎縮度を数値化して評価します |
血算、生化、血清 甲状腺 | 一般的な血液検査です。 認知症のリスク因子を調べます。 ※人間ドックと併用の場合は、甲状腺のみ |
視力、聴力 | 生体検査です。 耳がよく聞こえない、耳が遠い。または視力の低下。これらは認知症になるリスクが高くなります。 |
時計、立方体描出検査 | 時計や立方体の絵を描いてもらいます。 空間認知能力を調べ、認知症の鑑別、重症度診断を行います。 |
お問い合わせ(申込先)
健診を受けるには、予約が必要です。
下記時間帯にてお問い合わせください。
平日13:00 ~ 17:00
国保多古中央病院(健診センター直通) 0479-76-7755